2012年5月14日 (月)

長崎・「九州自然歩道(長崎)」

denim「長崎自然歩道」ウオーキングを企画する、ある会に参加しました。この自然歩道についての説明主旨は次の通りです。book~かっての高度経済成長期、都市の過密化と地方の急激なインフラ整備と同時に公害病等の問題も深刻化。米国のアパラチア山脈などで建設されていた自然歩道をヒントに、四季を通して楽しく歩くことを通じ自然や歴史・文化とふれあい、心身ともにリフレッシュする。自然を憩いの場として見直し、自然保護に対する 理解も深める。これらを目的として、観光地でも山奥でもなく自然の生態系が存在する場所を対象に、1969年「長距離自然歩道」を作る事を政府は提案。 1974年日本初の「東海自然歩道」が完成し、1980年には2番目の「九州自然歩道」が開通。「九州自然歩道」の長崎県歩道は、島原半島の口之津港から雲仙、橘湾岸、旧長崎街道を経て、西彼杵半島縦断、西海橋を渡り栗ノ木峠まで全長212km。~shipこの会は全長を15回に分けて踏破する計画だそうで、第一回目は開港450周年を迎える南島原の口之津港をスタートし北12km先の諏訪の池を目指しました。道標も整備され要所要所には設置されていましたが、やはり先導者の方のもと土地土地の歴史や自然の説明を聞きながらの歩行は、効率的であり有意義なものです。cloudだらだらと続く上り坂が多くありましたが、曇り空で陽射しも強くなく、新緑五月の風に久しぶりに心地よい汗を流した一日でした。club

2012年4月15日 (日)

風習・桜日から

sun桜の季節が来て、すぐに去っていく時節となりました。 日本人はとりわけ次の季節を追いかける民族と、どこかで聞いたように思います。今ある季節を楽しむそばから、その変わり目を憂い、さらには先の季節に想いを馳せる。これは日本固有の自然がなせることかもしれません。 artその桜は、静かな、どちらかというと「陰」な花だそうで、だからこそ、花の下、楽しげな人たちの「陽」な集いがうまく中和をとるのでしょうか。 といっても、気配のトーンは静かさの中。すると、その宴自体も、お酒を味わいながらほどよく飲み、小さな声で詩などを口ずさむ 。浅酌低唱(せんしゃくていしょう)という上品な酒席が最適な風景をつくるのだと思えます。 beer

2012年3月26日 (月)

詩・「もう あしたは来ない」

昔からお世話になった素敵な人が突然に旅立たれました。 その直後から”Tommorow Never Comes”(もうあしたは来ない)という詩が漂っています。作者は1940年米国ケンタッキー州​生まれの女性・ノーマ コーネット マレック(Ms.Norma Cornett Marek)さん。2004年癌で死去。この詩は1989年の作品だそうで​す。米国9.11や日本3・11の後に大きな反響をよび、新聞にも紹介されたものです。ここでは拙訳で掲載します。

もう あしたは来ない

その時が最後だとわかっていたら・・・ あなたが眠りにつく時、わたしは もっとしっかりとお布団で包んで、神様にあなたの魂を守って下さるように祈ったでしょう。

その時が最後だとわかっていたら・・・あなたがドアを出て行く時、わたしは あなたを抱きしめキスをして、そしてもう一度呼び戻して抱きしめたでしょう。

その時が最後だとわかっていたら・・・ あなたの喜びにあふれた声を聞く時、わたしは、その言葉や動きのすべてをビデオに収め毎日毎日見たでしょう。

その時が最後だとわかっていたら・・・ あなたはわたしのことを分かってくれていたかもしれないけれど、たった1分でも2分でも「あなたを愛してる」とわたしはいい続けたでしょう。

もうあしたは来ないとするなら、今日がわたしが手にしたすべてだとするなら、わたしはあなたをどんなに愛しているか、あなたを決して忘れないということを伝えたい。

あしたは誰にも約束されていない 若い人たちにも 年老いた人たちにも。愛する人たちをきつく抱きしめられるのは今日が最後かもしれない 。

あなたはあしたが来るのを待っているの でもなぜ今日、それをしないの。もうあしたは来ないとしたら ほほえみや抱き合うことやキスをする、そんなほんのわずかな時を持たなかった日を、忙しすぎる理由でその人の最後の思いを叶えてあげられなかった日を、きっと心から悔むでしょう。

だから 今日、大切な人たちをしっかりと抱きしめましょう。その人たちをいつでも好きでいることを耳元でささやきましょう。 「すみません」や「許して下さい」や「ありがとう」や「気にしないで下さい」を伝えましょう。そうしたら もうあしたが来なくても、あなたは”今日”を後悔しないでしょうから。

2012年3月 9日 (金)

本・「方丈記私記」

book堀田善衛の作品を久しぶりに読んでみました。鴨長明が無常感のみの単なる隠遁生活者ではなく、時代を見つめる好奇心旺盛なジャーナリストとして捉えられ、また「方丈記」が住居論であり、長明は建築にも詳しかったという点が住宅模型を製作する当方には興味深い処です。bud 「方丈記」では1180年前後の大地震、飢饉などの惨状を58歳の長明が伝え、「方丈記私記」では1945年の東京大空襲を体験した53歳の善衛が、国対民の視点から長明の時代と比較し、更には「鴨長明とは」に切り込みます。これが痛快です。foot2011年の東日本大震災後の日本。1180年、1945年と比べ全く違う点は、「見えない非自然」による被害・恐怖が、破壊された物にだけでなく、日々の暮らしの中に何年も居座ることですね。snail

2012年2月25日 (土)

建物・横浜綱島の飯田家住宅

sun横浜市有形文化財である「飯田家住宅」を某グループで訪問し、当主の飯田助知様のお話を伺う機会に恵まれました。飯田家は旧北綱島村の旧家で代々名主を勤められ、鶴見川改修など治水事業に尽力されてきました。eventお屋敷は木造・茅葺寄棟造で、表門は長屋門となっており江戸時代後期のものだそうです。市街地にこの様なりっぱな門が残存していることにまず驚き、その素晴らしさに感嘆しました。主屋の前には見事な藤棚があり、そこでお話を伺いました。玄関前がお白州となったこともあるそうです。club

2012年2月14日 (火)

花・梅の気品

sun梅の季節です。梅林でそうだなと思うのは、新聞にも掲載された作家・豊島与志雄の梅の気品についての文章です。まず気品の香り。「薄すらと霧こめた未明の微光に、或は淋しい冬日の明るみに、或は佗びしい夕の靄に、或は冷々とした夜気に、仄かに織り込まれて、捉え難く触れ難く、ただ脈々と漂ってる、一種独特の梅花の香は、俗塵を絶した気品の香である。」 maple次に気品の気魄。「衆に媚びず、孤独を恐れず、自己の力によって自ら立ち、驕らず卑下せず、霜雪の寒にも自若として、己自身に微笑みかくる、揺ぎなき気魄である。」  孤高の梅の姿に人は理想をみ、それを与えてくれる自然に癒されるのかもしれません。good

2012年2月 8日 (水)

本・「ミレニアム」

book遅ればせながら「ミレニアム」6巻を読みました。いや~、面白かったです。密室推理、冒険もの、リーガルものという3分野を男女二人の主人公が駆け抜ける。スピード感に加え、たとえば、cafeコーヒーの準備、食事のシーンなど日頃の生活習慣といったものが随所に織り込まれ、荒唐無稽さを地に足がついたストーリーとして落ちつかせているように感じました。映画化も話題ですが、スウエーデン現地では、小説の舞台とされる場所を巡る説明者付き観光ツアーが人気とのこと。「忘れえぬ名作」となるのでしょうね。dollar

2012年1月29日 (日)

長崎・歴博と唐寺を訪ねる

building長崎歴史文化博物館で開催中の「孫文・梅屋庄吉と長崎」展を見ました。二人が激動の時代を如何に生き抜いたか。その支えは朋友関係が継続できたことにあったのでしょう。ただただ感服です。noodle中華街の老李で絶品の「生からすみチャンポン」を頂きランタンさるくに参加しました。隠元禅師と関係深く、日本最古の黄檗禅宗の興福寺にも立ち寄りました。eye長崎は街角の至る所で歴史のうねりとなった事件や関連事にぶつかります。市内電車で観光できる小さな街ですが、様々な時代が交差し少し覗くだけでも濃厚な歴史に出会ってしまう街です。book

2012年1月26日 (木)

長崎・中島川も燈火に揺れて

house長崎市の新地中華街を中心に、中国の旧正月・春節を祝う2012長崎ランタンフェスティバルが開催されています。市の中心を流れる中島川の上にも数多くのランタンが渡されsnow寒空のもと夕暮れになると暖かな光で彩られます。上空からは光放つ龍と見えるかもしれませんね。ちなみに昨夜は川傍の会場で龍(じゃ)踊りを間近に見ました。秋大祭での奉納踊りが普通ですが、この季節に龍の勇壮に流れる動きを観覧できたのは感動ものでしたsign01

フォト

フォト永世深音庵

  • ムンクorモンク
    永世深音庵裏山の妖精伝説:  古くからの言い伝えです。二蔵法師(じぞうほうし)とそのお伴の間仲たちが天塾という学校に留学後帰国し、深音庵の裏山に住むことになったそうです・・・。

木枯し紋次郎の世界

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